「日本生命」のトップセールスマン ＆ プロとしてライブを年間180日！ をこなす異色のエンターティナーの全貌がここに。作曲家・平尾昌晃氏も大絶賛！
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「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉があります。まさに、時代は歌とともに現れ、歌とともに望郷の彼方へと流れていきます。ですが、歌ほど人の心にその生きてきた時代と思い出をありありと再現させてくれるものはなく、時に笑い、時に少しセンチメンタルになって涙する、最高の舞台役者であることに変わりはないようです。
楽しかった時も、悲しかった時も、歯を食いしばって堪えなければならないような苦しかった時も、いつも自分の傍らにあり、時に恋人、時に友人、時に母親、時に愛らしい我が子となって心を慰めてくれました。
音楽は人を感動させる力を持っています。そして言葉は違っても、世界中の人たちを、音楽を仲介に立てるだけで握手をさせ、一つにする魔法を持っています。音楽ほど、身近で楽しく、芸術性に富み、情緒を揺さぶる術を携えてものを私はほかに知りません。
私は２０歳の頃から音楽の世界に身をおき、３０数年の歳月をプロミュージシャンとして過ごして参りました。ただ、私がほかの人と少し違っていたのは、「日本生命」という生命保険会社で、プロセールスマンとしても２０年近くに亘り、第一線のトップセールスマンとしての成績をキープし続けているところにこの本の眼目があります。
本文【はじめに】より抜粋
