100年に一度の大不況時代…… 最後に生き残るのは「儲け」を忘れた企業だ!
「注文から到着まで2年かかるカバン屋」
「支払いが遅れても一向に請求しないイカ揚げ屋
「会計が患者任せの整骨院」
「“奇跡のリンゴ”と社員の半数以上が障害者の日本理化学工業の共通点」
スピード・効率重視のこの世の中で生き残る術を企業戦略コンサルタントが独自の視点で解析します!
混沌とした現代社会において、新しい地平を切り拓く鍵は、
儲けない精神にありました――
実体のないルールやシステムをつくることで、モノを生産しない国が、汗水垂らしてモノづくりをしている国の何十倍もいい暮らしを享受しています。
システムを考えたり、ルールをつくったりするだけで、まったく生産をしない人たちが経済を左右しているのです。金融工学をはじめとした新しい情報が、私たちの生活を大きく揺り動かしています。
しかし、人間の営みの本質は、古来より何も変わっていません。
世の中が複雑になればなるほど、見えなくなってしまったモノがたくさんあるのです。
本当に、今のままの社会でいいのでしょうか。
私たちはこの社会で暮らして幸せなのでしょうか。
本当の仕事とは何でしょうか。
会社とはどういう存在でしょうか。
今までの常識やタブーにとらわれず、シンプルに考えてみましょう。
利益を超えた知が、そこに横たわっているはずです。私が企業をコンサルティングするなかで見えてきたひとつの知、儲けないをキーワードに、経済活動のあるべき姿についてみなさんと考えていきたいと思います。
中島流の考え方、造語にはいつも感動している。
『先義後利』『情動力』『見・投資』など数字では語れない心の方程式が詰まっている。
儲けないはこれからの経営の奥義かもしれない
(小山政彦 株式会社船井総合研究所 代表取締役社長)
仕事は『愛情・ロマン・夢・努力』で成り立っている。 そのことを再確認させてくれる名著だ!
(大沢悠里長 TBSラジオゆうゆうワイド パーソナリティ)