韓国で43万部のベストセラー、約20年愛され続けるマスターピース小説。古家正亨氏、推薦。【韓国らしい、でも韓国ドラマ的ではない、主人公たち】舞台はラジオ局。ヒロインは31歳の人見知りの構成作家。担当番組の新ディレクターがちょっと風変わりな人物で……。秋のソウルで不器用な恋が色づき始める。『天気が良ければ訪ねて行きます』のイ・ドウ、待望の邦訳第2弾。投げ込みチラシ「私書箱110号の郵便物ソウルMAP」封入。
コン・ジンソルはFMラジオ局で働く構成作家。改編にともない、番組の新ディレクターとなったイ・ゴンと仕事をすることに。局内での評判は悪くないが、初顔合わせの段階からペースを狂わされ、人付き合いの苦手な彼女は当惑する……。丁寧な情景描写、人物の内面を繊細に描く文体で「ゆっくり大切に読みたい本」と韓国で評されるイ・ドウの処女作、ついに刊行。ソウルの地名が多数登場し、読むと街を散歩したくなる小説でもある。
★古家正亨氏、推薦
(ふるや・まさゆき MC/DJ/韓国大衆文化ジャーナリスト)
「懐かしいソウルの風景。自然と思い浮かぶ、慌ただしいスタジオでのやりとり。“30代の大人”が繰り返される日常に求めたもの。ラジオ局を舞台に“言葉”の担い手が不器用に、静かに紡ぐ、セピア色にときめくラブストーリーに胸打たれた」
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