こんな仕組みあったのか!
―2,000人以上の経営者が熱烈に支持―
「売る」プロが明かす、
最強の売り方・売る仕組み
「偉大なアイデアにお金は集まる」-青木仁志
起業した以上は、事業は勝たなければ(成功しなければ)ならない。
勝つためには、勝つためのセオリーがある。私は、今回の三部作で、勝つためのセオリーを語ってきた。本編はその仕上げである。
勝つためのセオリーとは、特別なことではない。土台となる確固たる経営理念、ビジョンを掲げ、理念、ビジョンを具現化する戦略を策定し、戦術を考え、効果的かつ効率的な戦法(戦闘)を実践していくことである。 そこで、『起業家のための社長学』第1部戦略(理念経営)編では、理念に支えられた戦略について考えなければならないこと、第2部『小さな会社で大きく儲ける法』戦術(実務・マネジメント)編では、現実的な「ヒト、モノ、カネ」のマネジメントについて言及してきた。
第3部戦法(営業・マーケティング)編では、戦法の核となる『「売る」仕組みのつくり方』について、第1部、第2部同様、私の経験に基づいた、とっておきの秘訣を開陳していきたいと思う。
起業家として圧倒的に勝利するための絶対条件10
「売る」仕組みづくりの戦法について語る前に、第1部、第2部でふれてきた起業家として成功するための絶対条件をおさらいの意味も含めて、10ポイントに整理しておこう。
最初に起業家が成功するための絶対条件についてふれるのには理由(わけ)がある。戦法の話はきわめてテクニカルな内容である。テクニカルな話は、とかく即効性に重きを置いたノウハウ論に陥りやすいので、目先のことにとらわれて経営の本質を見失いがちになる。 私の戦法論は、今まで営業に人生を、命を賭けてきた私の肉声である。それは、絶えず経営の原理原則に立ち戻っていく。
読者の皆さんは、私がこれから書いていく内容は単なる技術的な話ではなく、本当にビジネスの戦闘に勝つための血の通った秘訣であるということを、肝に銘じて読み進んでいただきたい。 起業家として勝利するための絶対原則10を具体的にあげていこう。
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