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出版に際しての諸条件や流れをご説明し、なぜ出版をしたいのか?誰に対して?どのような影響を与えたいのか?予算はいくらか?ライターを起用するのか?といった具体的な事項を専属の編集担当者がヒアリングし、お見積もりを作成します。
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お見積もりに同意頂ければ、契約書を締結します。その後、この本は誰のために何のためになぜつくるのかという書籍コンセプトを明確にします。特に1冊目の書籍の場合、自分自身の人生の中で、どんな位置づけとしてこの本(処女作)を出すのかを考えることも重要です。
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この本を出すことによって、どんな成果をつくりだすかを決めます。誰(読者)が、この本を読むことによって何を感じ、次にどんな行動を起こすかを具体的にイメージした上で、どんな成果を実現すれば、今回の出版が成功かという明確な目標を設定します。
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明確にした目標を達成するための構成をつくっていきます。この構成づくりはプレゼンテーションをつくるときの考え方に似ています。起承転結を意識し、読者の心の動きに合わせた構成をつくっていきます。例えば以下のような流れです。
1. 現在の問題点の指摘 / 2. ニーズの喚起 / 3. 新しい提案 / 4. 得られるメリット / 5. 証拠 / 6. クロージング
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構成に合わせて原稿を作成していきます。ライターを起用する場合には、事前に文体をご確認頂き、イメージに見合うライターを選定した上で、実際の取材に入ります。また第一稿(ワードデータ)が完成した段階で一度お打ち合わせします。追加取材が必要か、どのように推敲するのかを定め、第二稿(ワードデータ)までブラッシュアップします。
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第二稿(ワードデータ)が完成したら実際の書籍に合わせた文字組み・目次や小見出しのデザイン(組版)を作成します。
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組版が完成した時点で、「原稿に誤字・脱字がないか等の確認→デザイナーへ修正指示→修正原稿の確認」この作業を著者と出版社双方で2回ずつ行います。また、カバーや帯のデザインを確定します。
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組版データ、装丁データを印刷所へ入稿し、印刷・製本後に書籍が納品されます。